Willcom D4。その2

3連休の最終日。外はだいぶ過ごしやすい気温になってきたようですが、うちの安アパートは、屋根が焼けるせいか朝から耐えられない暑さ(笑)駅前のマックに逃げてきました。

先日の更新でWillcom D4の話題をアップしたところ、少しアクセスが増えたようです。ありがとうございます。皆さん興味ある機種のようですね。今日もマックのお供に持ってきていますし、ちょっと感想など書いてみようと思います。

Willcom D4。正直いって人に自信を持って勧められる機種ではないです。

一番の弱点はバッテリ周りでしょう。いろんな機能がついていますが、バッテリが切れてしまえばただの箱ですからね。カタログスペックはありますが、実感として標準バッテリで40分程度、大容量で2時間程度でしょうか。また大容量を本体につけたときの不細工さはね、こりゃ何ともいえません(笑)基本的には電源がとれる場所でないと安心して使えない感じ。で私の使い方としては、休日午前中のマクドナルド専用機となっています。

なんか中途半端な機種です。その象徴がカメラじゃないでしょうか。液晶と反対の面にレンズあります。用はデジカメとして使えということなのですが、デジカメとして使うには筐体でかく構えるとあまりに不細工ですし、そもそも電源ケーブルがないとまともに使えないんですから、ケーブルがつながっている状態でどうしろと(笑)性能自体もたいしたことないですし、用は携帯電話としてみたときにカタログ上ないと困るといった程度なんでしょうね。この機種で意味のあるカメラの付き方があるとすればそれはWebカメラだと思います。液晶と同じ面にカメラをつけて、ポータブルなテレビ電話としての利用。それも通信速度の遅いPHS回線では提案できないということなんでしょうか。

気に入ったところも挙げておきましょうか。キーボードとポインティングデバイスの入力装置は合格点です。もちろんモバイルとしてはという但し書きはつくのですが。特にポインティングデバイスはその特殊な外観の印象とはことなって、マウスポインタがぴたりと止まる感じ。キーボードについては、この手のデバイスは、サイズの制約からキーピッチかキー配列(キーの数)のいずれかが犠牲になるのですが、この機種は配列はがんばる代わりにキーピッチを犠牲にしたタイプ。なんとか普通に入力可能なのは、ほめられると思います。

おもちゃとしては最高におもしろいんですけどね(笑)