Amazon Kindle3その後。

去年10月に電子書籍リーダーKindleを導入して以来、通勤電車のお供として大活躍なのですが、ここ数ヶ月は新刊をリアル書店で購入し両方を持ち歩くことが増えてきました。本当はすぐに裁断して電子化すればよいのでしょうが、購入したばかりの新刊書を分解するのは罪悪感が大きいですし、そもそもKindle導入時の意気込みが薄れて電子化が面倒になっています。

そこで最近購入した書籍が、ネット上のダウンロード書店で直接購入できないものだろうかと調べてみることにしました。

結果は惨敗w
・そもそも新刊はほとんどない。
・すべての出版社を網羅したダウンロード書店は存在しない。
・フォーマットがバラバラで、専用の再生環境を用意する必要がある。

最近リアル書店で購入した新刊はもちろん、古書店で購入した少し古めのタイトルも見つけることはできませんでした。唯一見つけたタイトルもフォーマットが特殊でパソコン上のみ再生可能でした。

ちょうど私がKindleを導入した去年10月から年末にかけてテレビでやたらと電子書籍のバラ色の未来を語っていて、今年は電子書籍が新刊含めて自由自在にダウンロードできる印象をもっていたのですが、現実は全く追いついていないようです。実は調査中に最近テレビCMがやたらと流れている映画原作の新刊文庫がダウンロード購入できることに気がついたのですが、これ以外にめぼしい新刊は他になく、新刊も購入可能なことをなんとかアピールしたい意図が透けて見え、逆にむなしく感じたりもしました。

結局は現時点では電子書籍入手は自炊がベスト。久しぶりにスキャナと裁断機をセットするかな。