サイザンス工作中。

サイザンス工作中。以前失敗した、脚部パーツの複製ですが、問題点を洗い出して対策した上でやり直しました。

問題点1>簡易型の精度の問題。一般的な流し込み型のシリコンでなく、より取り扱いの簡単な、2剤を混ぜて硬化させる固形シリコンを使用した型どりをしていますが、正確な型どりができていない。

対策1>固形シリコンを上から押しつけるときに、横からシリコンが逃げてしまいパーツに密着していない様子。そこで段ボールで枠を作り、シリコンの逃げ場をなくしてパーツとシリコンが硬化するまで密着するようにしました。

問題点2>ポリパテが行き渡らず複製パーツの角等が欠けてしまう問題。

対策2>メロウリンクさんの指摘で型に空気穴を開けることも考えましたが、今回の型は半分開いている(=空気が入ると思われる)片面型なのでむしろポリパテの粘度のほうが問題かなと考えました。ポリパテ用の溶剤(スチレンモノマー)を使用して、粘度を下げて使用しました。

問題点3>硬化後のポリパテが硬すぎる問題。

対策3>ポリパテも種類が色々あって、それぞれ性質や使い勝手が異なるようです。より削りやすいポリパテに変更しました。
「フィニッシャーズ ポリパテ スタンダード」から「ロック ポリパテ厚付け中間パテ 120HB」に変更。さらに、硬化確認直後の完全硬化前に大まかな加工を終えるようにしました。

一応うまくいきました。本格的な型どり方法ではないので、型から出してそのまま使えるほどの精度は残念ながらありませんが、整形を前提とすれば何とか合格点です。

あとロックポリパテ結構いいです。サクサクといった感じでナイフの刃が入っていきます。扱いやすいと感じました。