リカバリ(泣)4

ビルバインリカバリ。今日は出かけていましたので、プラモ進捗少しだけです。

形状変更した肩に盛ったエポパテを削って形状出し。随分とよくなったと思います。ただ複雑な形状ということもあって、左右が均一にならない。もう一度パテを盛ってもうちょっと形にこだわってみます。

リカバリというのは、一度行った作業なので効率が上がる反面、通常作業より困難なところもあります。うすめ液のプールに漬けたためか、プラが劣化しているようで、軸が数箇所折れてしまいました。プラ棒で軸を作る必要があります。あとは、前回失敗した塗料について考えないといけません。いつも隠ぺい力の弱い赤等の下地塗料に愛用しているフィニッシャーズのファウンデーションホワイトですが、今回はこれがスモークグレー、クリアと組み合わさったときにトラブルの原因となったと考えられます。とりあえずホワイトは、Mr.カラーを使います。

正直スモークグレーによるウエザリングをしたこと、後悔してます。ひとつは、下地の白を浮き上がらせたこと、もうひとつは仕上がりが下品になってしまったこと。ホント後悔しきりです。そもそもスモークグレーでウェザリングしようとしたのは、実は赤と緑の塗りわけがシャープに出来ず、それをごまかす形でグレーを境目中心に塗ろうと思ったのが理由です。ごまかすというと言葉が悪いですが、締め切りを考えて最小の手間でなんとか最大の効果を得ようとしたんですけどね。結果は最悪でした。

リカバリ。でも悪いことばかりでもないです。頭部、肩部の形状は見直した結果間違いなくリカバリ前よりよくなっています。さらに塗り分けをシャープにするために、しっかりと境目を筋彫りしました。今度はスモークグレーでなく墨入れで境目を処理します。作品の完成度は1段も2段もアップするはずです。あとは締め切りに間に合わせるだけですね。頑張ります。