作成目標。

子供のころ作ったキットを今の技術や道具でよりハイレベルに作り直してみたいのですが、では子供のころ作った思い出のキットとは何だと考えてみるに、案外とカーモデルが思い浮かびます。私の場合小学校高学年のときに、スーパーカーブームが直撃してますから、そのためでしょうね。

フェラーリ ディノ スペシャルレーシング(ニットー1/24)。これもそんな何度も作ったキットのひとつです。すごく懐かしい。

調べてみると、この車に実車は存在しないんですね。今更ながらビックリです。漫画「サーキットの狼」の池沢さとし先生が、実車(多分ショーカー)のディノコンペティツィオーネを漫画用にリファインしたもののようです。ほとんどオリジナルデザイン。バランスがまったく違います。もちろん漫画のレーシングスペシャルの方が抜群にカッコいいです。

キットは、さすがに今見ると古さは隠せないです。購入前は正直いってちょっと美化していたかもしれません。全体に部品のつくりが大雑把でリアリティは0(笑)特に大きな問題点としては、モーターライズのため、電池がシャシーの真ん中にくるので、コックピットがバスタブ状で浅かったり、ライト類が透明部品でなかったり。コックピットの改修は技術的に難しいので、せめてライト類を他キットから流用しようと考えています。

ボディーは、ヒケやパーティングラインの処理が大変ですが、形状は抜群にカッコいいです。この際細かいディテールには目を瞑ります(笑)もちろん「サーキットの狼」に登場した風吹裕也仕様で仕上げます。カラーは赤そして狼のマーキング、ゼッケンは17です。