Aopen ベアボーン「XC Cube AV EA65」簡単レビュー

今回ベアボーンの購入にあたって特にこだわった点はふたつ。ひとつは黒いこと、もうひとつは静かであること。筐体のカラーについては、画像をみればすぐわかるけれど、静かさについてはなかなか情報を得るのが難しい。結局、自作パソコン系の掲示板から静かだという情報を得てこのモデルを選択した。

■○なところ
うわさどおり動作音が非常に静か。エアコンの効いた部屋だとファンが回らないので逆に心配になるくらい。いずれエンコード処理などで長時間連続で負荷をかけたときの騒音を確かめてみたい。

内部の構成がよく考えられており、またケーブルの長さ、太さもピッタリものものが付属。非常に組み立てやすい。

SD、CF、メモリスティックなどの各シリコンメディアのリーダー内蔵。

■×なところ
光学ドライブのシャッター開閉の調整が難しい。結局うまく調整できませんでした。松下のDVDマルチドライブだとトレイの厚みにシャッターが引っかかりうまく開閉しない。光学ドライブを開くときは、トレイがシャッターを押し出した瞬間に、指でシャッターを引っ張ってやることが必要です。

このベアボーンの一番の売りであるはずの、マルチメディア再生機能が今ひとつ。

■まとめ
静かだしデザインも悪くないので、通常のキューブ型ベアボーンとして購入する分にはお勧め。ただしマルチメディア機能に期待してはダメ。同社のマルチメディアなしのモデルと比較してもとりたてて高額ではないので、マルチメディア機能についてはアキラメが肝心かも。