ThinkPad X31ファーストインプレッション

■筐体
スペック上はX23と比較して少しだけ小さくなっているようだけれど、実物を見ても2台重ねてみないとわからない程度。液晶の額縁がうすくなっているので、やはり少し小さくなっているのでしょう。

ハンドレスト部分が未塗装になりました。高級感は薄れたけれど、汚れや塗装ハゲのことを考えると仕事の道具としては悪い判断ではない。

■基本性能
従来のX23がMobilePentiumIII866MhzだったからX31のPentiumM1.4Ghzというのは、倍近いクロックアップとなった。なぜか使っていてはっきり差がわかるほどではない。不思議。グラフィックアクセラレータなどもっと効いてもいい気がするが。自己満足のためにベンチマークなどしてみようか思案中。

レジュームからの復帰は尋常でない速さ。感激。WinCE機なみか?

■キーボード
X23にくらべタッチが硬くなった印象だが、好みの範囲内。このタッチのためにThinkPadを買い続けているようなものだから、一安心。

ポインティングデバイスTrackPoint)
TrackPointのゴムの形状が変更になった。X23などで採用されている旧タイプのものを含めて3種類から選択できる。とりあえず、新しく採用されてはじめからキーボードに装着されているタイプのものを使ってみることにする。(最初に装着されているタイプがIBMのお勧めだろうという判断)悪くない印象。東芝アキュポイント搭載をやめてからこのタイプのポインティングデバイスIBMのみになってしまった。TrackPointファン?としては、IBMにはなんとか続けて欲しいものだ。

■今後の増設など
メモリは本体購入と同時に512MB増設して、現在合計768MB。十分だがついでに最大の1GBまで増やしたい。「メモリ1GB」は、一昔前メモリが高価だった時代を知るもののひとつの夢だ(笑)

HDDも変更の予定。7200rpmの60GBか5200rpmの80GBか迷うところ。

無線LANの内蔵オプションが9月中旬発売予定。これを見越して無線LANなしのモデルを買った。発売次第入手予定。

X23で使用して便利だったウルトラベースX2。残念ながらX31ではウルトラベースX3となって、機能が増えたものの従来のものは使えなくなってしまった。将来的にはウルトラベースX3購入したいけれど、一番最後になりそう。

■まとめにかえて
まだ使い始めた初日なので、まだまとめもなにもないのだが、ワクワク感みたいなものはまったく無いけれど、X23とまったく同じにつかえており満足はしている。仕事の道具だからこれでよいのだ。