「バンダイ スパゾン倶楽部スカイハウンド」完成

アイラさん主催プラモコンペ「作っちゃおーぜ!FINAL SEASON」参加作品「バンダイ スパゾン倶楽部スカイハウンド」が完成しました。久しぶりの完成品です。

 まずは完成画像をいろいろな方向からどうぞ。

 

ここでスパゾン倶楽部について少し解説。スパゾン倶楽部は、バンダイのアクションフィギュア「スパイラルゾーン」をSD化したプラモシリーズです。ならばスパイラルゾーンとはなんぞやといいますと、バンダイの全くのオリジナル企画の未来SFアクションフィギュアシリーズ。発売は1985年から。企画はストリームベース小田雅弘氏と漫画家近藤和久先生、デザインは大河原邦男先生です。

懐コンリスペクトとのことでしたので、「懐かしポイント」を上げておきます。今回作ったスカイハウンドに搭乗しているフィギュアは「ブルソリッド」といいますが、当時のコミックボンボン誌にこのヘルメットの実物大作例が掲載され、これが欲しくてしょうがなかったのを覚えています。ワンオフの作例ですから手に入れるすべなどあるわけないのですが。当然作例は小田雅弘氏の手による物です。実はこのヘルメット作例には緑とオレンジそれぞれに白を混ぜた色で剥げチョロ塗装がしてあり、本当はこれを再現したかったのですが、今後の宿題にしておきます。

次に工作について。

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(左上)仮組みの様子。フィギュアは下段運転席の頭部のみ付属。完成画像で上段砲手席に搭乗しているのはヘルメットをエポパテで複製して、首から下をデッチあげた物です。工作精度が悪くてアップには耐えないかも。

(右上)今回の一番の改造ポイントが、可塑剤が抜けて使用不可のタイヤでした。無理してホイールにはめるとカチカチですぐに割れる上、収縮しているので寸足らずでどうしようもありません。

(左下)そこでミニ四駆ホットショットのタイヤを代用しました。径や幅が多少違いますが、スパイク付きの形状は似ていると思います。タイヤ流用の影響もあって、フリクションゼンマイのギミックはオミット。

(右下)そのまま取り付けるとこんな感じ。ホイールの意匠が異なるので、元キットのデザイン部分を切り取って接着しました。

最後に。実はこのキット、2011年「懐コン9」、2016年「80年代プラモ作っちゃおーゼ」と過去二回参加宣言をしたにも関わらず作りかけのままお蔵入りにしてしまっていました。今回やっとリベンジが出来ました。

コンペ主のアイラさんにお礼を。いつも楽しい企画をありがとうございます。今回一旦最終回とのことですがブログ引っ越し後の再開を願ってやみません。大変とは思いますがよろしくお願いします。あとGW中もう一つくらいは出品したいですね。現在キット物色中です。

 

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